よしもと耳鼻咽喉科クリニック

鼻の病気

アレルギー性鼻炎・花粉症

アレルギー性鼻炎とはくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を主とする鼻のアレルギー性疾患です。
アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)が鼻から吸い込まれ、鼻の粘膜に付着してアレルギー反応が起こります。
アレルゲンがスギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなどの花粉である季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)と、ダニ、ハウスダストなど、ほぼ一年中症状が出る通年性アレルギー性鼻炎の場合があります。ともに多くの方が罹患しており、患者数は増加傾向です。

【診断】

まず、鼻の粘膜の状態をチェックします。鼻の中のヒダの粘膜が白っぽく腫れ、さらさらの鼻水などの特徴を認めるとアレルギー性鼻炎を疑います。
血液検査でアレルゲンに特異的なIgE抗体を検査することで、ご自身の鼻炎を引き起こしているアレルゲンを特定することもできます。
小さいお子さんで採血が難しい場合は、指先から少量の血液をとることで判定できるアレルギー検査もあります。

【治療】

治療のまず始めは、できる範囲で原因となる花粉やダニ、ほこりなどのアレルゲンを回避することです。しかしながら、日常生活をおくるなかで完全に回避することは難しく、症状が我慢しづらい方には、無理せずにお薬を使用されることをお勧めしております。
内服薬(抗ヒスタミン薬、ロイコトリエン拮抗薬など)、ステロイド点鼻薬などの薬物療法が中心となります。花粉の飛散が開始する2週間前(症状の出る前)から飲み始めますと、症状が出てから薬を飲み始めるのに比べて、症状が軽く済むことが多いというデータがあります。症状の出かたには波があるため、症状がきつい時に使っていただくよう、即効性のある漢方薬や血管収縮剤の点鼻薬もご希望により処方します。
また、アレルギー性鼻炎の症状を抑制するお薬の治療の他にスギ、ダニに対するアレルギー体質を改善し長期にわたって症状を抑える治療として、舌下免疫療法が近年認可され当院でも行っております。
アレルギーの原因となる物質のエキスを体内に取り込み、アレルゲンに体をならしていくことで、アレルギー症状を薬制する治療です。 症状が強く従来のお薬の治療で十分な効果が得られない方、たくさんの薬を飲みたくない方、将来に備えてアレルギー症状を抑制したいお子さんなどにお勧めしています。すべての方に効果が出る訳ではありませんが、8割ほどの方に効果が得られると報告されています。ただし、少なくとも3年間は続けて頂きたい根気のいる治療になります。治療については、気軽にご相談ください。

他に、毎年春の花粉症で特に鼻づまりが辛い方や、年中のアレルギー性鼻炎でお困りの方でお薬を減らしたり、少しでも楽に過ごせるようになりたい方には、レーザー治療をおすすめします。レーザー治療は、局所麻酔を含めて30~40分で終了する日帰り手術です。

副鼻腔炎

副鼻腔という鼻や目の周りの骨の内側にある空洞に炎症が起こっている状態です。
急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎があります。

急性副鼻腔炎

風邪に伴い副鼻腔の粘膜が傷み、そこに細菌感染が起こり発症することがもっとも多くみられます。
色のついたドロっとした鼻みずが出たり、鼻づまりを伴うことも多く、症状がきついと顔や歯の痛みや頭痛を生じることもあります。

【治療】

鼻処置や薬物療法、ネブライザー吸入などを行います。
歯性上顎洞炎、真菌症、腫瘍などが原因で長引いたり繰り返したりすることがあり、疑わしい場合はCTでの詳しい検査をお勧めします。

慢性副鼻腔炎

いわゆる蓄膿です。副鼻腔から鼻腔内の粘膜が慢性的に腫れて鼻茸を形成し鼻や副鼻腔の通りを邪魔します。
鼻づまり、後鼻漏、嗅覚障害などが主な症状です。

【治療】

鼻処置や薬物療法、ネブライザーなどの治療を行います。約2ヵ月治療しても改善しない場合は、適切な病院での手術治療を考慮していきます。難治性が考えられる場合は手術を先行して頂くことも検討します。

鼻出血

鼻出血の大半は、鼻のついたて(鼻中隔)の入って1~2cmの部位、キーゼルバッハ部位という場所からのものです。
ここは薄い粘膜でできているうえ、たくさんの血管が縦横に粘膜の浅い部分を走っているので、ちょっと傷がつくと出血します。この出血を止めるには、親指と人差し指で小鼻をつまんで出血点を圧迫するのが効果的です。
出血点がはっきりしている場合には、お薬か電気的に凝固止血します。
出血点が不明で繰り返す場合、出血点が鼻の奥の方で止血困難な場合には適切な病院を紹介します。

よくある病気

治療の説明


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